健康増進事業
健康管理通信バックナンバー

[2018/10/11]

健康管理通信 第4号

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金属けんぽ 健康管理通信 第4号
平成30年9月3日発行
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健康管理委員 様

いつもお世話になっております。
東京金属事業健康保険組合健康管理部です。

さて、第4回目を迎える「健康管理通信」ですが、今号は以下の内容についてお知らせいたします。

トピックス

  • ■第3回「金属けんぽWebウォークラリー」実施中です!
  • ■がんを予防しましょう!
  • ■がん対策推進企業アクションにご参加ください
  • ■保健指導員のコラム
  • ■「【東振協】健康フェスティバル2018」のご案内
  • ■健康企業宣言参加事業所募集中!
■第3回「金属けんぽWebウォークラリー」実施中です!

9月1日から、第3回「金属けんぽWebウォークラリー」を実施中です。8月16日から参加登録を開始しましたが、現在、874名と大勢の加入員の皆様に登録をいただきました。ありがとうございます。
実施期間は11月30日までの91日間、Mapのコースは「奥の細道」91万歩です。1日1万歩のペースで歩けば、ゴールできます。

賞品としては、91万歩を達成された方全員にQuoカード1,000円券を、91万歩に届かず、50万歩以上歩かれた方には同500円券を贈呈いたします。

また、実施期間中は歩数の入力とともに、毎日の日記、ご自身で撮影した写真、ウォーキングや健康に関する川柳などが投稿可能です。
投稿に対して、参加者は「いいネ!」ボタンを押すことができ、「いいネ!」獲得数の多い上位3名の方に「いいネ!」大賞としてQuoカード2,000円券を贈呈します。

まだ参加登録されていない方も、9月30日までに登録していただければ、9月1日に遡って歩数入力ができます。職場の皆様はもちろん、金属けんぽの保険証をお持ちのご家族も参加できますので、お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。

参加登録は当組合ホームページのバナーから
http://www.tokinkenpo.or.jp/

■がんを予防しましょう!

日本は、先進国の中で唯一がん患者が増えています。
生涯のうちに約2人に1ががんに罹患し、年間約101万人が新たにがんと診断されており、このうち約30%が就労世代(20-64歳)であると推計されています。
また、がんは1981年から死因の第1位であり、2015年には年間死亡者数が約37万人となり、国民の約3人に一人ががんで死亡しています。
このように、がんは国民の生命と健康にとって重大な問題となっています。

がんは食生活の見直し、運動を習慣づけるなど、生活習慣を改善することで予防することができます。

がん予防のために自分でできる努力!(PDF)
1_cancer_prevention.pdf

がんを遠ざける食生活(PDF)
2_eating_habits.pdf

また、がんは定期的にがん検診を受けることで、早期発見することができます。早期発見することで5年相対生存率(がんと診断された人がのうち、5年後に生存している割合)が高まります。
金属けんぽの実施している健診は、がん検診項目をカバーしていますので、ぜひご利用ください。

■がん対策推進企業アクションにご参加ください

少子高齢化が進行する中、労働力が不足することからも、がんによる人材の損失リスクは無視できない深刻な問題です。事業所におけるがん対策の有無は今後の企業の経営にも影響を与えるといえます。

「がん対策推進企業アクション」は、がん検診受診率50%超をめざし、がんになっても働き続けられる社会をめざす国家プロジェクトです。2009年からスタートして、現在では2500を超える企業・団体がパートナー企業として参加しています。当組合も2016年から参加して、がん検診受診率の向上に取り組んでいます。

パートナーとなることで、がんについての小冊子・ポスターなどのがん対策啓発ツールが無償提供され、最新の知識を得ることができ、自社の現状に即したがん対策の推進が可能になります。

健康管理委員の皆様の事業所も、パートナーとして参加登録してみませんか。

がん対策推進企業アクションHP
http://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/

■保健指導員のコラム(第2回)

「アンガーマネージメント」について

アンガーマネージメントって、聞いたことがありますか?
近年、話題に上がることも増え、耳にしたことがある方も多いと思います。私もとても興味をもっていたので、調査してみました。

いったいどんなものかというと、アンガーマネージメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされる怒りの感情と上手く付き合うための心理教育、心理トレーニングだそうです。

自分自身の怒りの傾向を理解し、感情のコントロールをしたり、ポジディブな考えを生み出したり、周囲との良好な人間関係を成立させることもできます。

アンガーマネージメントで目指すことは、「まあ許せるゾーン」を増やして、0か100かの思考を手放すことだそうです。「まあ許せる」範囲が増えると、楽になる気がしますね。

それでは、すぐに実践でき、怒りを静める効果がある方法をいくつかご紹介します。
イライラしたときに、怒りに囚われて余計な行動をしないための「対処術」を身につけましょう。

1)6秒ルール
怒りを感じたら、とにかく6秒数えます。心の中でゆっくりと「1.2…」と数えるうちに落ち着きを取り戻していきます
2)コーピンマントラ
心の中で、自分に向かってマントラ(呪文)を唱えることで、衝動を抑える方法です。
「大丈夫」「どんまい」「どうってことない」など、内容は何でもよく、ペットの名前でもよいそうです。
3)タイムアウト
怒りがエスカレートしてどうしようもなくなったら、一度その場を離れます。
気持ちをクールダウンさせてから再び相手と対面すると、冷静に話すことができます。無言で立ち去らず、一言断りを入れることを忘れずにしましょう。
4)グラウンディング
原因を考えたり、繰り返し思い出して怒りを再燃させないことです。別のことに意識を集中させることで怒りは自然に小さくなります。

いかがですか?どれもすぐ、簡単に始められそうですね。

私も今、小学生と幼児の二人の子育てをしていますので、時折、怒りで爆発しそうになることがあります。職場だけでなく、日常の生活の中でも怒りと上手に付き合えることで、自分の感情を無駄にするのではなく、自分が疲弊しないように大切にしていけるのだと思いました。
さらに、「まあ許せるゾーン」が広がると、笑顔で過ごす時間も増えそうです。そうすると、免疫力がアップし、がんの予防、健康寿命の延伸にもつながると思いました。

皆さんも、このアンガーマネージメントを実践してみてはどうでしょうか。

■「【東振協】健康フェスティバル2018」のご案内

当組合が加盟する一般社団法人東京都総合組合保健施設振興協会(略称:東振協)では、健康・体力づくりなどの推進事業として、「健康フェスティバル2018」を開催いたします。
この健康フェスティバルは、三遊亭円楽氏(落語家)による健康に関する講演会、スポーツクラブで実施する星空ヨガ、腰痛予防ストレッチや、鎌倉、高尾山などのコースを歩くウォークラリー・スタンプラリーなど充実したイベントが行われます。

当組合の加入員の方であれば、どなたでもご参加いただけます。全イベントの参加費は無料です。

健康フェスティバルの詳細、お申込み方法などは、こちらをご覧ください。

健康フェスティバル2018(PDF)
3_1_festival_pamphlet.pdf 3_2_festival_application.pdf

※お申込みは、東振協へ直接お願いいたします。

■特定健診受診率向上のため事業所訪問を実施しています

健康保険組合などの保険者には、「高齢者の医療の確保に関する法律」により、40歳から74歳の加入員に「特定健診・特定保健指導」を実施することが義務付けられています。

義務付けられている理由は、内臓脂肪の蓄積等に起因する生活習慣病の発症や重症化予防に根拠があり、実施することにより加入員の皆様の健康の保持・増進と医療費の適正化を同時に図ることができるからです。

当組合が実施している、生活習慣病健診・婦人生活習慣病健診などの健診は、特定健診項目と事業主健診項目を満たしているため、これらの健診を受診していただくことが、特定健診受診率の向上に繋がります。
また、特定健診の結果から生活習慣病発症のリスクが高い方に対し、専門職(保健師・管理栄養士など)による特定保健指導を無料で実施しています。

【参考】健保組合の健康診査をご利用ください(PDF)
4_kenkousinsa.pdf

平成28年度の当組合の特定健診受診率は72.6%(内訳:本人82.3%、家族48.9%)となっており、国の定める平成35年度の目標である85%達成のために契約医療機関の拡大など、受診率向上のために取り組んでいるところです。

国は、保険者の特定健診・特定保健指導の実施率を向上させるため、実施率の高低により後期高齢者支援金が加算・減算されるインセンティブ制度を設けていますが、特定健診・特定保健指導の開始から10年を経過し、第3期が始まる平成30年度からは、段階的に加算・減算の率が大きく見直され、平成32年度には最大で10%の幅で支援金が加減算されることになりました。

【参考】特定健診受診率/特定保健指導実施率は、後期高齢者支援金に影響(加算・減算)します!(PDF)
5_sienkin.pdf

このことからも、さらなる受診率向上の対策として、この度、健診結果が未到達の方がいらっしゃる事業所様へ、健診受診状況の確認をさせていただくこととしました。

当組合からのご連絡は、健康管理委員の皆様または健診担当者の方あてにお電話させていただきますので、受診状況の確認にご理解・ご協力の程お願い申しあげます。

■健康企業宣言にご参加ください

当組合が実施している「健康企業宣言」は、事業所が自ら「企業の健康課題」をチェックし、その課題をクリアしていくものであり、健康優良企業を目指して、企業全体で健康づくりに取り組む「健康経営」を実践し、一定の成果を上げた場合は「健康優良企業」として認定される制度です。

現在、当組合の加入事業所では32社が健康企業宣言に参加しており、既に22社が健康優良企業に認定されています。

「健康企業宣言」参加事業所一覧(PDF)
6_kigyousengen.pdf

御社の健診受診率が80%以上であれば、あと少しの努力で健康優良企業の認定の取得が可能です。

制度の詳細や認定までの具体的な取組などは、「健康経営アドバイザー」である当組合の職員が事業所にお伺いしてご説明させていただき、宣言後は認定までしっかりとサポートいたします。

健康管理委員の皆様の事業所も、是非ご参加の検討をいただきたいと思います。

「健康企業宣言」ご案内(PDF)
7_kigyousengen_guide.pdf

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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東京金属事業健康保険組合 
健康管理部コラボヘルス課
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-11-11
電話 03-3866-2869(ダイヤルイン)
Email  kenkou@tokinkenpo.or.jp
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